最も恐いことだからこそやる価値がある
愛するものとの
別れはとてもつらい
いったい何度くり返せば
この痛みに慣れるのだろう
人を愛すれば愛するほど
こんな想いを繰り返さなければ
ならないのだとしたら
娘だけで十分だ
もうこれ以上誰も愛したくない
誰かを心から愛することは
今の私が一番恐れていること
もうこれ以上傷つきたくない
悲しみたくない
痛みを感じたくない
だけど…
そんな自分の恐れそのものと
逃げずに向き合ってみようと
思う自分がいる
最も恐いことだからこそ
やる価値があるのだと
そしてその恐れを超えた先に
最も欲しかった未来が待っていた