保健室登校と登校拒否と不登校と高校中退をしたおはなし③出る杭は打たれた

保健室登校と登校拒否と不登校と高校中退をしたおはなし①

保健室登校と登校拒否と不登校と高校中退をしたおはなし②

の続きです
 
  

わたしが「いい子ちゃん」のペルソナ(仮面)をつけ続けた理由のひとつに

「本当の自分でいたら嫌われる」

という強迫観念があったことが挙げられます

 

なぜこのような観念を抱くようになったのかというと・・・

それは小学校時代にまで遡ります

(なかなか高校に進まない〜苦笑)

 

わたしは小学校4年生になるタイミングで引っ越しをし、
それに伴い転校を経験しました

 

そこは新設校で4年生以上の学年は生徒数が少なく、
一学年一クラスしかありませんでした

 

それまでのわたしは明朗快活なリーダータイプのこども

保健室登校と登校拒否と不登校と高校中退をしたおはなし①をご参照ください)
 

当然新しい学校に行ってもそのように過ごすものと
信じて疑いませんでした

 

が・・・

なんと新しく転校した学校は、
わたしのようなタイプが勢揃い!

 

ある時女子の中でトップ争いの大喧嘩が勃発し、
わたしはその喧嘩に勝ちます(笑)

 

でも
そこで目にした光景は。
 

わたし以外のクラスメイト女子が全員、
もうひとりの喧嘩に負けた女の子に味方していたという事実でした

 

そのとき

「わたしは喧嘩には勝ったけれど、人望において負けた」

ということを瞬時に悟ったのでした

 

学年に一クラスしかない学校で
クラスメイト女子全員が相手側につくことは、

「学年で完全に孤立してしまった」ということを意味します

 

それは小学4年生のわたしを取り巻く世界で
ひとりぼっちになってしまったも同然でした

 

 

このことは強烈な痛みとなって、
わたしの細胞の奥深くまで刻みこまれました

 

どうしてこんなことになってしまったのだろう・・・

 

わたしが出過ぎたから打たれたのだ

「出る杭は打たれる」というではないか

 

そもそも・・・わたしはいったい今まで
自分の何を信じて生きてきたというのだろう?
 

こんなに辛い思いをする羽目になったのは、

「わたしがわたしのままで生きてきたからだ」

 

この出来事の結論を
「ありのままの自分でいたから嫌われた」
 

そう結論づけるに至った小学校4年生のわたし

  

ここから「自分らしさ」をこの手で破壊し、
再び「自分らしさ」を拾い集める

長い長い旅が始まるのでした・・・

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